フォロー会の試み-医療に効くコミュニケーションスタイル
2021年8月27日 金曜の金曜の21:00から90分のオンライン。
6月25日の医療に効くコミュニケーションスタイルカフェ (通称:医療コミュスタカフェ)のフォロー会でした。
なんでも単に話を聞くだけより、ワークなどで体験し、現場で実際に試してみる、
その上での疑問や感じたことをお互いに話す機会があると、さらに理解が深まったり、使い続けてみようというモチベーションが上がったりしますよね?
そんな効果、というか、せっかく参加してくれはった皆さんの助けになればいいなと、急遽計画したのですが、7名も参加いただけました。
どうもありがとうございました。
アンケート結果はこちら
ひとはそれぞれにコミュニケーションの癖や傾向というものがあり、
大まかに4スタイルに分けて認識し、活用するのが、コミュニケーションスタイルです。
まずは、自分の傾向を無意識レベルから、意識レベルで自覚することで、効果的に使ったり、相手に合わせたり、私自身結構助けられています。
そもそも、人は4つのスタイル全てを持っていて、その中で、1つあるいは2つの要素を強く持っていことが多く、そのときの役割によって、使うスタイルが変わることさえあります。
コミュニケーションですから、傾聴承認をしっかりと、安心して信頼して話してもいいと、相手に感じてもらえる関わりが、ベースで必要なことは、みなさん感じてはると思います。
傾聴承認のやり方でさえ、その相手が心地よいと感じることが、自分の心地よいと思う関わり方とずれていることがありますよね。 違う可能性があるという前提で、どこがどう違う可能性が高いと、認識できていたら、無意識に自分の癖が出そうになっても、あ、と気づいて合わせやすいと思いませんか? さらに、相手のコミュニケーションスタイルが重きを置く価値観が、そこに影響していると理解できたら、こちらが合わせるストレスが少なくなると思いませんか?
このイメージが、この記事を読まれているあなたに伝わったらいいなあと思っています。
コミュニケーションスタイルを活用して、何%くらいコミュニケーションが改善したのか研究データはないの? と求められても、すみませんありません。
私がクリニックで糖尿病療養面談をさせてもらうようになって、20年ほどになります。
わかるのは、コーチングを学び出して、その中でコミュニケーションスタイルを知った、そう、初めて知ったときに、謎が氷解して、あるスタイルの方達への面談のストレスが消えたことです。
あることをきっかけに、それ以後、似たようなプロフィールの方のカルテが回ってくるたびに、違う人とわかっているのに動悸がしてくるという困った状況が、無くなったのです。
そして、また感覚的な話で申し訳ありませんが、上の話のスタイルの方に関しては、 3割くらいだった次の面談のキャンセル率が、ほぼゼロになりました。
あくまでコミュニケーション改善の一つのツールなので、これだけで全てを解決というわけにはいかないことがありますが、患者さん、上司部下、同僚、そして家族、周囲の人々、どこでも使うことができます。
9月10日からは、
親子に効くコーチングセミナーを始めます。初回はコミュニケーションスタイルです。
詳細は、上のバナーの開催予定をご覧いただけると嬉しいです。